倉敷・水島を本気で盛り上げる「ミズシマ盛り上げ隊」— 隊長・植田充彦の想い

倉敷市の南部に位置する水島と言えば、まず「工業地帯」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実際の水島は、住宅地や商業施設が立ち並び、約9万人が暮らす活気あるまちです。一方で、古くから続く商店街ではシャッターを下ろす店舗も増え、にぎわいづくりが課題となってきました。
こうした水島を「もう一度元気なまちにしたい」と立ち上がった大人たちがいます。
それが、有志で結成されたボランティアグループ「ミズシマ盛り上げ隊」です。
ミズシマ盛り上げ隊は、2008年の結成以来、講演会にはじまり、「水島水鉄砲まつり」「いす1グランプリ水島」「ミズシマ夕暮れガーデン」「みずこんPARTY」など、数々のイベントを自分たちの手で企画・運営してきました。
共通するモットーは、
「まず自分たちが本気で楽しむこと」。
隊員自身が心から楽しめていなければ、人を楽しませることはできない——そんな想いで、毎回コンセプトづくりから会場づくり、当日の運営まで、全力でイベントに向き合っています。
現在の隊長は二代目となる 我らが社長、植田充彦!!!
持ち前の行動力とリーダーシップ、そして誰からも「アニキ」と呼ばれる人柄で、個性豊かなメンバーたちを束ねています。
水鉄砲を片手に大人と子どもが本気でぶつかり合う「水島水鉄砲まつり」、椅子にまたがって2時間走り続ける耐久レース「いす1グランプリ水島」、ソファを並べた公園で夕暮れの音楽と食を楽しむ「ミズシマ夕暮れガーデン」、高いカップル成立率で人気を博してきた婚活イベント「みずこんPARTY」——。
どの企画も、水島というまちをもっと好きになってもらいたいという願いから生まれたものです。
植田隊長はインタビューの中で、地域活動を続ける原動力についてこう語っています。
「街のため、みんなのため、社会貢献としてやっているつもりが、
気づけば一番学ばせてもらっているのは自分たちなんです。
お金を払っても経験できないようなことを、仲間と一緒に体験させてもらっている。」
ボランティアでありながら、隊員にとっては「人生の学びの場」であり「心の拠り所」でもあるミズシマ盛り上げ隊。
これからは、より若い世代にも参加してもらい、高校生・大学生たちが地域の中で成長できる場にしていきたいと考えています。
見返りを求めない無償の愛で、まちと人を元気にしていく——。
ミズシマ盛り上げ隊の活動は、これからも水島の未来を明るく照らし続けていきます。


